木材継手、仕口検査

「継手」とは、二つの部分を接合する構造のこと。
「仕口」とは、二つの木材を直角又は斜めに接合する方法又はその部分のことを言います。
枘(ほぞ)、鎌(かま)、蟻(あり)等の種類があります。

御楼門の工事では、接合箇所に合わせた色々な継手、仕口を用います。

去る、5月28日(火) 木工事を行う岐阜県関市の作業場において、継手・仕口検査を行いました。

桟梁(45.5cm×54.5cm ※断面の寸法。以下同じ)の継手。
ここでは,「追掛大栓継」(おいかけだいせんつぎ)と呼ばれる継手を用います。
この継手により、一本の木材と同等程度の強さになります。

小屋梁の加工(直径30cm)
釿(ちょうな)仕上

釿は特殊な斧の一種で、木の表面をなぐる様に削り、加工していきます。

敷梁(直径80cm~1m)の台持ち継手(だいもちつぎて)
下の梁に、上の梁を噛み合わせるように乗せて、継いでいきます。

敷梁の渡りアゴ。
梁の上部分を欠き込んで、そこに桟梁を引っ掛ける様に乗せていきます。
敷梁と桟梁が噛み合うことにより、しっかりと固定されます。

柱の仮組み。
工場で、現地での組立て作業のリハーサルとして、1階部分の寄掛柱、脇柱(2本)を組み立てました。

柱(66.7cm×66.7cm)と貫(18.2cm×45.5cm)も、見えてはいませんが、柱の中で渡りアゴで固定されています。

柱の上部には、梁等に刺さる枘(ほぞ)があります。

それにしても まわりの人と比べると、やはり大きいですね。

いよいよ建て方目前です。

足場組立
鯱粘土型検査