下層屋根

8月5日より、下層屋根(1階・2階間)の工事が始まりました。
※見学者通路から見ることができる部分です。

桟梁(さんばり)の上に出桁(でげた)を掛け渡し、柱に枘(ほぞ)で刺さった隅木(すみぎ)を出桁の上に取り付けます。

出桁の上に、棰木(たるき)を取り付けていきます。

棰木の上には、茅負(かやおい)を取り付けます。
茅負は、原寸図で決定した曲線に倣って加工して取り付けます。
きれいな曲線になっています。

棰木の上には、土居桁(どいげた)をのせていきます。

土居桁の上には母屋(もや)を納め、柱には棰木掛(たるきがけ)を納めます。

棰木掛と母屋と裏甲(うらごう)に、野棰木(のだるき)を止めていきます。
野棰木に曲線を付けるためには、高さを調整した母屋に止める事によって、自然ときれいな緩やかな曲線になります。

野棰木を取り付け、屋根の緩やかな曲線が出来上がってきました。

野棰木の緩やかな曲線に合わせて、野地板(のじいた)を張っていきます。

正面側(国道10号線側)2階には、出格子窓(でごうしまど)があり、出庇(でびさし)が付きます。
屋根の野地板を張る前に、出庇の柱と腕木(うでぎ)を取付けます。

下層屋根の完成です。
滑らかな曲線を持つ,美しい仕上がりになりました。

小屋組、軒先廻り
屋根工事(土居葺)