屋根工事(土居葺)

土居葺とは?
瓦を葺く前の、下地葺きです。
杉板(長さ30cm×巾18~24cm 厚さ3mm)を6cm間隔で重ね、竹釘で止めていきます。

杉板に竹釘を刺し、連続的に金槌でトントンとリズミカルに打ち付けることから、「トントン葺き」とも言われています。

8月17日より、土居葺き工事が始まりました。

職人さんは、片手で杉板を押さえ、もう一方の手で金槌を振ります。
竹釘を口に含み、舌を使って上手に口から出し、金槌を持つ手で竹釘を取り、杉板に刺し、金槌でトントンと打ちます。

竹釘で止めた上に、杉板を重ねて葺いていくので、釘穴も見えず、土居葺きの状態のままでも雨漏りはしません。
その後、瓦を葺くために桟木を打ちつけるので、土居葺きに穴があいてしまいますけどね。

隅部分は、扇状にカットした杉板を葺いていきます。
たくさん重なっていますねぇ。

棟の方まで、葺き上がってきました。

箕甲部分にも、土居葺を葺いていきます。

箕甲とは?
切妻(きりづま)屋根や、入母屋(入母屋)屋根で、破風ぎわの曲線をなす部分。
御楼門の屋根は、入母屋屋根です。

大屋根 土居葺の完成です。
このあと、下層屋根の土居葺きを行います。

下層屋根