屋根工事(平瓦葺)※記名瓦葺き動画

9月9日より、瓦葺き工事が始まりました。

製作を依頼していた愛知県碧南市の工場から、三州瓦が運び込まれました。
焼成温度(瓦を焼き上げる温度)が1100℃以上の耐寒瓦です。
上層(大屋根)の瓦だけでもかなりの量です。
平瓦 約7300枚 唐草瓦 220枚 が運び込まれました。

御楼門の瓦工事は、屋根の重さを少しでも軽くするために、空葺き工法(葺土を使わない)で施工します。

まず、瓦がずり落ちてこない様に横桟(引っ掛け桟 杉材)を約15cm間隔で取り付けます。

更に、瓦を一枚一枚釘で止めるために、竪桟(たてざん 杉材)を取り付けます。
これで、屋根にしっかりと固定されます。

軒先の唐草瓦を、軒先からの出寸法を揃えながら丁寧に並べていきます。
瓦の大きさ、文様は、鶴丸城跡の発掘調査で出土した瓦(写真右下)を基に製作しています。

横から見た軒先の納まりです。色々な種類の瓦が使われます。

平瓦は、葺足(ふきあし)約15cmで並べていきます。

7、8月に開催した瓦記名会で記名していいただいた瓦は、正面中央部に葺かれています。
記名瓦の使用箇所:右から31~42列目,下から9段目~28段目

※記名瓦の施工状況は、動画でもご覧になれます。

※記名瓦にはお名前などの個人情報が書かれているため、特定できないように動画サイズを小さくしています。ご了承ください。

隅の部分も、瓦を切り合わせながら葺いていきます。

平瓦葺は完了です。
次回、素丸瓦葺に乞うご期待!!

左官工事(竹小舞)
鶴丸城御楼門建設『瓦記名会』(第2弾・海鼠瓦)を開催します。