屋根工事(素丸瓦葺)

10月2日より、素丸瓦葺き工事が始まりました。

軒先から、軒巴瓦(のきともえがわら)を銅製の巴釘(ともえくぎ 長さ27cm)
で、ずれないように止めていきます。

軒巴瓦の先端部が揃うよう先端部に糸を張り、通りよく並べていきます。

軒巴瓦も、瓦の大きさ・紋様は、鶴丸城跡の発掘調査で出土した瓦(写真右下)を基に製作しています。

軒巴瓦の次に、素丸瓦(すまるがわら)を葺いていきます。
素丸瓦は、平瓦と平瓦の間に筋状に置いた南蛮漆喰(なんばんじっくい)の上に押し付けるように乗せていきます。

この時に、予め瓦の下地の桟木に設置しておいた銅線を素丸瓦の穴に通し、止めていきます。

平瓦と素丸瓦で葺き上げた屋根は、重厚な感じがしますねえ。
素丸瓦はきれいな曲線になっています。

素丸瓦の下端に細いチェーンを張り、チェーンの弛みに合わせて素丸瓦を並べていきます。
その弛みに合わせて素丸瓦を並べると、きれいな曲線になります。

隅部分は、素丸瓦を斜めに切って並べていきます。

隅の軒先には、隅巴瓦を納めます。

上層大屋根の瓦葺工事に並行して、下層屋根の瓦葺工事も始まりました。
見学者通路より、ご覧下さい。

大屋根の素丸瓦葺は完了です。

左官工事(荒壁・あらかべ)
屋根工事(箕甲・掛瓦葺:みのこう・かけがわらぶき)