屋根工事(箕甲・掛瓦葺:みのこう・かけがわらぶき)

10月18日より、妻(大屋根側面)の掛瓦葺き工事が始まりました。

掛瓦(かけがわら)を止めるために、桟木を打ち付けます。

妻の破風(はふ)に合わせて、掛唐草瓦(かけからくさがわら)を並べていきます。

妻の頂上部には、拝唐草瓦(おがみからくさがわら)を切り合わせて納めます。

神社やお寺でお参りする時に、両手を合わせて拝みますよね。
瓦が、手を合わせて拝んでいる様に見えますよね。

掛唐草瓦の上には、掛二ノ平瓦(かけにのひらがわら)を乗せていきます。

次に、掛巴瓦(かけどもえがわら)を並べていきます。
軒巴瓦(のきどもえかわら)と同様に、銅製の巴釘で止めていきます。

掛巴瓦葺きは完了です。

拝み部分には、拝巴瓦(おがみともえがわら)が乗っています。

次に、箕甲(みのこう)部分を納めるために、平瓦と、蟹面戸瓦(かにめんどがわら)を葺きます。

※箕甲は、切妻屋根や入母屋屋根で、破風際の曲線をなす部分。

次に、利根丸瓦(とねまるがわら)を葺きます。

更に、袖丸瓦(そでまるがわら)を葺きます。
箕甲部分の段差に合わせて、葺いていきます。

平瓦の曲線に合わせて、切り合わせて納めます。

箕甲 掛瓦葺きの完成です。
いくつもの種類の瓦を使うことで、きれいな曲線になっています。

次の工程は、いよいよ鬼瓦と棟積みです。

屋根工事(素丸瓦葺)
左官工事(軒裏・裏返し・下げ縄)