左官工事(海鼠壁・妻壁の漆喰塗り)

12月13日より、海鼠壁(なまこかべ)の下地工事が始まりました。
良く乾いた荒壁に、横縄を塗り込みながら土を付けていきます。

その上に,海鼠瓦(なまこがわら)を取り付けるための下地を取り付けていきます。

横縄を塗り込んだ壁が乾いたら、藁(わら)流し(壁に藁を貼り付ける)をします。
藁の上から土を塗り、斑直し(むらなおし)をします。

斑直しが乾燥したので、砂漆喰にて中塗りをします。
この中塗りの上に、海鼠(なまこ)瓦を張っていきます。

海鼠瓦を張り付けるために、壁に漆喰を塗ります。

漆喰面に海鼠瓦を張り付け、さらにビスで固定していきます。

海鼠瓦の角部に糸を張り、通り良く瓦を張り付けていきます。
海鼠瓦の記名会で記名いただいた瓦も張っています。(裏側に記名があります。)

海鼠瓦の継ぎ目の紐漆喰(ひもじっくい)が、良く付く様に棕櫚縄(しゅろなわ)で下地を付けます。

この続きは、次回のブログで紹介します。

海鼠壁の工事と同時進行で、妻壁の漆喰塗りも進んでいます。

妻錺り(かざり)の懸魚(げぎょ)には、漆喰が良く引っ付く様に髭子(ひげこ 写真右下)を打ち付け、木部に直に漆喰を塗っていきます。
彫刻に合わせて、小さな鏝で塗っていきます。
左官職人さんの腕の見せ所です。

きれいに仕上がりました。

今回はこのへんで。次回をお楽しみに。

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